休「ランナーズ天国」

日曜の今日、セントラルパーク沿いより1ブロック西の、コロンバス・アベニューでストリートフェアが開催されていました。ストリートフェアとは歩行者天国になった車道に屋台やマーケットが並び、コンサートなども行わるちょっとしたお祭りです。ニューヨークでは春から秋にかけて各所で催されます。今日はお昼前から家族でこのストリートフェアを少し見物してご飯を買い込み、午後のセントラルパークで食べることにしました。

ところで「歩行者天国」っていつ誰が考えた言葉なんでしょうね。ググってみる気はサラサラありませんが、普段どれだけ「歩行者地獄」なのかってことで排ガスを撒き散らす車が道を埋め尽くす高度成長期を想像してしまいます。それに「地獄」が名物の別府で生まれた僕には親近感があり、ノスタルジックでいいネーミングだと思います。

セントラルパークに72番通りから入りストロベリーフィールズを通って、いつも走っているパークドライブをしばらく歩き、シープメドーが見える辺りのベンチで先ほど買ったご飯を食べることにしました。ここで走る人を見ながら食べたかったのです。

その前に、パークドライブを歩いてみたらいつも走っている風景とは全く違って見えてちょっと戸惑いました。休日の午後で人が沢山いるのはもちろんですが、歩いている分、景色はゆっくり動くので目に入る範囲も広いのです。フェンスの形や歩道の縁石のつなぎ目とか、木の根っことか落ち葉とか、歩く人の表情とか子供が転んだとか。やっぱり一度歩いて一周するのも良いかもしれません。

彼岸も過ぎて涼しくさわやかな秋晴れの午後、僕と妻はカレーを、息子にはマカロニチーズを食べさせながら走る人見物です。やっぱりいいです。走る人はみんなきれいです。でも速そうな人の走り方は 特にきれいです。すぐに分かります。滑らかにそして大きく足が回転して、腕の振りも力強くそれでいて肩の力は抜けている感じ。体もブレずに左右対称、すーっと走り抜けていきます。長距離の場合は加速するのではなく一定のスピードを維持しながら走るのでフォームも一定のサイクルでリズム良く動きます。これは見ているより走りたい気分になります。

去年の今頃も歩きはじめた息子とこのあたりをよく散歩しました。そのころは走っている人を見ても「よく走るよな。」「元気いいな。」と感心はしていましたがそれ以上の興味はありませんでした。

今、目の前の「ランナーズ天国」に気がついて、僕はとてもラッキーだと思います。

さあ走ろう!

 

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