雪のセントラルパークを走る

R132 5K



8日金曜日から翌朝にかけてアメリカ北東部をスノーストームが襲いました。地域の航空会社が2400以上の便をキャンセルしたそうで、ここマンハッタンでは8日金曜日の午後から翌朝まで降り積もった雪は30センチ程になりました。

ストームが去った翌朝は快晴の土曜日。沢山の人達がそれぞれに雪を楽しむ休日となりました。ニューヨークはここ数年雪が少なく、昨年は一度も雪らしい雪が降らなかったので、待ってましたとにわかに興奮している自分です。

郊外での除雪状況は知らないのですが、マンハッタンでは夜どおし除雪車が走り主要な道は除雪されるし、歩道はビルのオーナーが凍結防止剤をまいたり雪を取り除いたりします。道路と歩道の間に溜まった雪の固まりがなかなか溶けて無くならず歩きにくかったりはしますが、これくらいの雪は慣れたものです。街ではその雪の固まりをひょいっと飛び越えながら走るランナーを何人も見かけました。

セントラルパーク内でも主要な道は除雪され、市民が公園で走ったり歩いたり出来るように整備されます。パークドライブや遊歩道以外は雪が残されているので、そり遊びをしたりクロスカントリースキーをしたり、雪だるまを作ったりと楽しみ方は沢山あります。パークドライブを走る人も沢山いましたが、雪道を走りトレッキングを楽しんでいる人も沢山みかけました。今日日曜日も晴れ渡り、気温も2度位にまであがりました。子供とソリ遊びを楽しんでから僕もひとっ走りしてきました。

photo連日息子の乗ったソリを丘の天辺んまで引っぱり、滑り降りるソリを後ろから走って追いかけ、下まで降りたらまた上まで引っぱり上げるというのを、40回以上は繰り返したせいで腕が筋肉痛です。でもこれだけ働いても足腰は何ともないのは普段走っているおかげです。今日はさらに追い込むトレーニングをしてみました。数日前にKindleで『マラソンは毎日走っても完走できない 「ゆっくり」「速く」「長く」で目指す42・195キロ』を購入して暇な時に読んでいるのですが、マラソンを走るためのトレーニング法がわかりやすく書かれていて、実践してマラソンに出たい?という気にさせます。

手始めに最後の500メートル位を全速力で走ってみました。全速力で走ることって普段の生活で無いです。それが足も腕ももうこれ以上速く強く動かせないところまでグングン動かして走るのだから、別次元で気持ちよかったです。実は41才の誕生日の朝、ちっと孟ダッシュする事情が生じたのですが、10歩も進まないうちに足が絡まり転倒してしまいました。イメージに体がまったくついて行けなかった訳です。無理もありません。おそらく過去10年は全速力で走るなんてしてなかったんだから。

今回は普段走っているおかげで転ぶことはありませんでした。全速で走ると体中が飛び跳ねる衝撃で揺れて、股関節も最大限に動き、頬も震えているのがわかります。まるで競争馬になったような気分でした。他人からどう見えたかは知りませんが。

全速力で走り心肺や筋肉をギリギリまで追い込むことでそれらの機能を高めることが出来るのですが、ランニングフォームを整えるのにも最も効果があるそうです。

雪景色を楽しみながら今日はひと味違ったランニングが出来ました。

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明日も走ろう!

R108 6km セントラルパークに冬到来

11月最終日です。今月は月初にハリケーンが去ったと思いきや一気に気温が下がり8日には初雪&積雪を記録しました。ニューヨークマラソンが開催されるはずだった日を境に夜のセントラルパークを走る人もめっきり減っています。初めて走る冬。寒さの中で走るのは備えがいるもので最近になってようやく気温に合わせて上手く対策出来るようになりました。

気温5度くらいならば、ハーフジッパーの長袖トップスに下はランニング用のタイツ、そして軽めの手袋が快適です。汗が出るくらいに保つのが良いようで、体が暖まるにつれ少しずつハーフジッパーの襟元を開けて温度調節しています。気温0度近くまた風のある時はその上に風を通さないジャケットを着て、手袋も少し厚めにすると1時間走っても凍えることはありません。それから腰回りも冷えるのでタイツの上に短パンを履くと大事な部分も守られます。

これが分かるまでに何度も寒い思いをして体調を崩しました。おかげで今月の走行距離は80キロに達しませんでした。

でも慣れてくれば冬の公園を走るものいいもの。何が違うかというとそれは景色です。ニューヨークにある木々はそのほとんどが落葉樹。夏には鬱蒼とした葉っぱに覆われた木々の、その向こうにのぞく少しの空の下に延びるパークドライブを走っていましたが、紅葉が終わりすっかり木々の葉は落ちてしまい、どこもかしこも幹と枝だけになってしまいます。枝だけになった木のシルエットが澄んだ空を背景にきれいです。動物の進化の枝分かれを思い起こさせる神秘的な造形。そして見える空は広く、また遠くミッドタウンのビル群もよく見えます。夏には気がつかなかったけど、パークドライブ北部の坂道を下る時、崖の向こうには街が広がっています。

数日前、満月で澄み切った冬の夜空の下を走った時は、踏みしめるアスファルトが間違いなく地球の大地。宇宙に浮かんだ地球の大地を蹴り進んでいる実感があり、何度も遠くのビルの明かりや月や月の近くにあった木星を見ながら、その実感を踏みしめていました。

これからもっと寒くなり氷点下の日々、氷の世界のニューヨークが訪れますが、冬を走るコツが掴めてきたので、また走行距離やスピードを少しずつ増して冬を楽しみたい。

もっと走ろう!

R94 10km「何着て走ればいいのか?」

随分と肌寒くなってきました。昨夜94回目のラン、気温は12度でした。初夏から走りはじめたセントラルパーク、猛暑だったこともあり、これまではウエアーはどれだけ裸に近いかが重要でした。実際半身裸で走る男は沢山いました。でもこれから秋も深まり極寒の冬に突入するにあたり何を着ればいいのか経験していないので分からず、それが目下の関心事です。

というのも、一週間程前外気温12度でこれは寒いに違いないと思い、ゴアテックス素材のジャケットを着て走りに出たら1キロもしないうちに汗だくになり、その後の9キロは腰に巻いたジャケットが緩んで落ちないか気にしながら走ることになったし、昨夜は同じ12度、半袖で充分と思ったのに途中から体が冷えてしまい今日はあまり体調が良くありません。ダウンジャケットを着たまま仕事をするありさまです。

昨夜に関して考えると、前半に1キロ5分程の僕にしては速いペースで走っていた時は、体もぽかぽか暖まり汗をかいていたのですが、後半左のおしりが痛くなってきたので無理をしないように少しペースを落として走っていたら、今度は汗が冷たい空気にさらされて体が一機に冷えきってしまいました。つまり快適な体感温度で走るためには、一定の運動負荷で走りきるか、ジャケットのジッパーの開け閉めなどで温度調節する必要があるようです。

まわりを見るとフード付きのジャケットを着ている人からノースリーブの人まで様々なのが不思議だったのですが、運動負荷が人それぞれ違うのが理由だったようです。これも経験して分かることです。

そこで役に立ちそうなのがこちらのアプリ。
ランナーズ総合情報サイトRUNNER’S WORLDではシューズの評価やレース情報、トレーニング方法などランナーに役立つ様々な情報が提供されています。このサイトにあるWHAT SHOULD I WEAR?というアプリは、気温や風の有無、太陽が出ているか夜か、涼しく感じながら走るのがいいか、暖かいのがいいかなど、その時の天候とフィーリングを入力すると、その条件に合った服装を教えてくれます。

どうやら昨夜のコンディションだと、ベストを着て帽子をかぶると快適だったらしい。

夏に暑いのを我慢した記憶が強く残っており、なるべく涼しく走りたいと思う傾向がありましたが、寒くて風邪をひいては元も子もありません。ニューヨークの冬は日中でも氷点下、時にはマイナス10度にもなるのですが、そんな中走るにはそれなりの装備が必要そうです。

どんな天候でも楽しく走りたい!